公立学童 VS 民間学童 メリット&デメリット どっちにする?併設は可能か?

「小1の壁」問題を知って、小学校入学を戦々恐々とされている方、ご安心ください。今は、民間学童保育という働くママにとっては強み味方となる存在があります。でも、利用する前にそれぞれのメリットとデメリットや併用が出来るのか、その際の注意点を確認しましょう。

公立学童(公設学童)とは?

公立学童と呼ばれている施設は、各地方自治体が税金で立てて直接運営(公設公営)しているところと、民間に業務委託をしている学童(公設民営)があります。

公立学童のメリット

  • 税金が運営されているので費用が安い!(個人負担なし~上限1万円くらいまで)
  • 学校や児童館の運動場や体育館などの施設を利用できる
  • 近隣の公立小学校のスケジュールの対応している(運動会翌日の代休日の運営など)
  • 小学校の友達と遊べる
  • 自治体によっては、工作や一輪車教室などのワークショップもある(毎日ではない)

公立学童のデメリット

  • 運営が夜6時(最大延長7時も一部あり)まで一般的で早い
  • 施設自体は広いが、子ども一人当たりのスペースは狭い
  • 学習習慣が身につかない(宿題の声掛け程度。個別フォローはなし)
  • 40人を大人2人で見守っているので、目が行き届かない
  • 習い事に途中抜けをしたりすることはできない
  • ずっと漫画を読んで過ごしているなど、飽きる

民間学童とは?

民間学童は、会社や学校法人などの運営している施設です。保育園と違って許認可制ではありませんので、学童と名乗って様々な組織が運営しています。最近では、習い事や塾が、学童を実施しているところも増えてきました。

民間学童のメリット

  • 夜8-9時まで遅くまで営業しているところが多い
  • 小学校の近隣にある、または有料で送迎サービスがある
  • 施設自体は広くはないが、子どもが快適に過ごせる
  • 子ども一人ひとりの目が行き届くスタッフがいる
  • 様々な教育や習い事を提供しているところが多い
  • 普段の宿題のフォローは当たり前に行われている
  • 夕食の提供がある
  • 他の習い事抜けが可能
  • 私立や国立小学校の特別スケジュールに対応しているところもある

民間学童のデメリット

  • 料金が高い(週5で5万円前後~10万円)
  • 民間学童に入ったものの、子どもや家庭の状況にあっていない
  • 民間学童施設によって、営業時間や提供サービス、スタッフの質も全く違うので、事前に細かく確認する必要がある
  • 人気の施設は満席になるため、早めの情報収集が必要

タイプ別 公立or 民間学童の選び方

公立学童お勧めの方

ケース1.公立小学校に通い、夜6時までに迎えに行ける方

公立学童利用を前提で、次の3点で民間学童の検討も視野にいれましょう。
・子どもが大規模な施設で馴染むのか?
・夜に家庭で宿題などの勉強のフォローができるのか?
・子どもがやりたい習い事は平日にないのか?

ケース2.自宅近隣に祖父母がいて面倒を見てくれる

平日は公立学童や習い事を利用するものの、夏休みなどは民間学童やサーマーキャンプなどの利用を積極的に利用しましょう。(祖父母のバーンアウト対策のために必須です)

ケース3.馴染みのベビーシッターがいる

平日は公立学童後のベビーシッター利用や習い事の送迎含めてベビーシッター利用をするのがよいでしょう。
ただし
・公立学童+習い事+ベビーシッター利用 vs 民間学童利用 のトータル費用を計算し、公立学童を使うメリットがあるのは検討する
・夏休みも、公立学童や自宅でのベビーシッターと過ごす以外(時間の問題で子どもが飽きてダラダラと過ごすことになるので)の場所を予め検討する
が事前に必要となります

民間学童お勧めの方

ケース4.仕事が長時間勤務、または不規則勤務

まずは近隣の民間学童保育の営業時間と費用を確認しましょう。
公立学童への急なお迎えや、その後の自宅ではベビーシッター等で対応するのであれば、結果として民間学童を最初から利用している方が安く、しかも日々のストレスもありません。またご自身に代わって、宿題などの勉強のフォローを常にしてくれる存在も必要です。

ケース5.子どもが国立小学校または私立小学校に進学する

まずは近隣の民間学童保育の営業時間と費用を確認しましょう。
公立学童は、近隣の小学校のスケジュールに対応していますので、少なく見積もっても平日20-60日は他の方法で子どもを一日預かってもらう必要があります。

ケース6.子ども集団行動が苦手

まずは近隣の民間学童保育の営業時間と費用を確認しましょう。
学童で過ごす時間は、実は小学校で過ごす時間よりも長いです。
子どもがストレスなく過ごせる環境をみつけてください。

ケース7.放課後の時間を有意義に過ごさせてあげたい

まずは近隣の民間学童保育の教育サービスの確認と費用、可能であれば体験イベント等に早めに参加しましょう。平行して、他の専門の習い事教室の費用とベビーシッター等を利用した場合の送迎サービス含めて、どちらがいいのかを検討してください。
最低1年間は通わせるつもりで、子どもにあったプログラムと環境を見つけてください。

公立学童と民間学童は併用可能か?知っておくべきこと

これまでは曜日を決めて、公立学童と民間学童を併用利用することが可能でした。
例えば、週3(月火水)は公立学童で過ごし、週2(木金)は民間学童で子どもは好きな習い事に参加し夜は夕食も食べて過ごす。一方で、親も木金曜日は遅くまで残業をしたり、会社の飲み会にも参加する。
また、夏休みは民間学童に、子どもが飽きてくるお盆以降は全てお世話になる等、子どもも親も共にメリハリよく過ごして乗り切っている、という話はよく聞きます。

しかし、都心部を中心に一部の公立学童では、民間学童との併用利用を禁止(併用利用者は受け入れない)しているとの報告が最近あがってきています。
ご自身の地域の公立学童の利用規約・募集要項をしっかり読んで確認してください。
併用が可能でも、公立学童での利用制限や利用下限(最低週3は利用しないとダメ)などは必ず規定としてありますので事前確認をしたうえで、他の民間学童なり塾や習い事を検討しましょう。