学童保育とは何でしょうか?

一般的に”学童保育”とは、公立の学童保育(放課後児童クラブ、学童クラブ)、放課後子供教室、民間学童保育の大きく3つに分けられます。

ここでは、代表的なこの3つの最新事情をご説明します。

放課後児童クラブ(学童クラブ)

厚生労働省管轄で、各地方自治体が運営を行っている公立の学童保育です。
学童クラブや放課後児童クラブと呼ばれています。

  • 対象:親が働いている、10歳未満(小学生3年生まで。一部の自治体では4年生以上も可能)の子どもを対象としているところが多い。
  • 利用条件:親が働いていること、その他詳細条件あり
  • 運営時間:
    ・平日は、下校時から18時がほとんど。自治体によって、19時までの延長保育を行っている。
    ・土曜日は、9時~17時が多い。
  • 過ごし方 :
    大半の過ごし方は、子どもが自由に遊んでいる。時間帯によって、小学校や児童館の体育施設を利用することができる。
    室内では、児童書が多く揃っているところもあるが、マンガ本に読みふける子どもの姿が散見される。月3-4回ほどの開催されている工作等のイベントに参加することができる。
  • 料金 :
    おやつ代込みで一か月4,000円~10,000円(自治体によって異なる)。
  • 運営:各地方自治体が設置し直接運営も行っている「公設公営」学童と、運営を民間会社に委託している「公設民営」学童がある。
  • メリット
    小学校内や児童館に併設されているところが多く、校庭や遊技場で遊ぶことができる。
    常時、指導員が、子どもたちの案確保のため、見守り・指導を実施している。
  • デメリット
    子どもひとりあたりのスペースは、1.65㎡を基準とされており、十分な広さとは言えない。
    1施設あたり50~80人程度の定員で規模が大きい。
    大勢のこどもたちが自由に遊びまわっている環境なので怪我や喧嘩等は多い。
    厚生労働省管轄のため指導員が学習を積極的に指導することしていないため、学習習慣が身に着く環境が整っているとは言えない。

放課後子供教室

文部科学省管轄で、各地方自治体が小学校の余裕教室等を活用して、地域の多様な方々の参画を得て、子供たちとともに行う学習やスポーツ・文化活動等の取組を支援して活動です。

  • 対象:公立小学校に通う全員が対象。自治体によっては、学区外の子どもの受入れをしているところもある。
  • 利用条件:公立小学校に通う全員が対象
  • 運営時間:
    平日は、下校時から16~17時(季節や、自治体によって異なる)。
    土曜日は、実施してないところがほとんど。
  • 過ごし方:学校内や児童館で、自由に好きなことをして過ごす。
  • 講師を招いての学習支援を実施するなど、運営内容は自治体によって異なる。
  • 料金:無料がほとんど。一部、イベント時の工作費等(数百円程度)かかる。
  • 運営:名称は各自治体によって異なる。自治体による直接運営(公設運営)が最も多いが、最近では、自治体から委託をうけたNPO法人、民間企業による運営が増えている。
  • メリット:
    通学する学校内にあるので、移動については安全が確保されている。
    親の就労とは関係なく、いろんな子どもたちと交流をすることができる。
    料金が安い。
  • デメリット:
    受入れ人数があまりにも多い(一日の参加人数が100名以上を超える)ため、ケアが行き届かないこともある。
    おやつはでない。

民間学童保育

厚生労働省管轄外で、民間会社や学校法人が「学童保育」サービスと称して様々なサービスを提供している。早朝・夜の延長保育や夕食の提供など、働く親のニーズを応えた運営をしているところが多い。最近では、学習塾・進学塾や、習い事教室、スポーツ教室など様々な業種が参入して、多様なサービスを提供している。

  • 対象:親の就労の有無や、年齢制限は問わないところが多い。
  • 利用条件:特になし
  • 運営時間:平日は、下校時から20時までは、ほとんどの施設が開校している。
    施設によっては、22時や24時間・お泊り可能なところもある。
    夏休み等の公立学校が休みの平日は、朝から対応している。
  • 過ごし方:従来の学童と違い、子どもがやりたいプログラムを選択できる施設が多くある。
    学習時間を設け宿題や持ち込んだテキストにも積極的に促すほか、お迎えが遅い子どもは手作り夕ご飯を食べることもできる。
  • 料金:入会金1~3万円、小学校1年生・週5日利用の場合の目安は1か月4~6万円程度。
  • 運営:民間企業や塾が、自治体の助成を受けずに運営。
  • メリット:
    早朝や夜遅くまでの延長保育など、スケジュールに柔軟に対応。
    宿題や持ち込み教材の学習指導や、多彩なプログラムの提供など、子どもの能力開発や、学習習慣を身につけることができる。
    手作り夕食の提供、送迎、入浴等、働く親にかわってケアをしてくれる。
  • デメリット:料金が高い。
    定員50名以上の大型学童も多く、どこまで細かいケアや指導等がされているかは要確認。