ショック!突然の民間学童保育施設閉鎖に遭遇しないためには?

茨城県つくば市の認可外保育施設「つくばインターナショナルナーサリースクール」が突然閉鎖された問題が先月から報道されています。記事によると、未就学児向け保育とは別に同じ敷地内で、小学1~6年生を対象に「担任の先生は外国人だけ。自然と普段の会話は英語になる」をウリにアフタースクール運営しており、同じく突然閉鎖となっています。
こうした突然の閉鎖は、全国的には大きく報道されていないだけで実は毎年発生しております。どうしたら、こうした施設を選ばず未然に防ぐことができるのでしょうか?

突然の民間学童施設閉鎖は、子どもの行き場、前払費用、そして働く機会も失われる
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突然の民間学童保育施設閉鎖で失われるもの

「つくばインターナショナルナーサリースクール」の施設の運営会社「ピアソン」が自己破産の申し立てを準備している。
第一報を伝えた記事では、ピアソンは2009年9月に設立。民間信用調査会社の帝国データバンクによると、「認可外保育施設の運営事業者で幼児の英語教育に力を入れ、小学生らを対象にしたアフタースクールも併設していたが、少子化や他施設との競合で収益が低迷。負債額は数千万円規模になる可能性がある」と報道しています。

突然の学童保育施設閉鎖で、 明日からの子どもの放課後の預け先、前払費用、そして次の学童保育が見つかるまでの親の働く機会も失われます。そして、何よりも、子どもにとっては第二の家やそこに集うお友達との毎日を突然失うこととなり、親子共々精神的・経済的ダメージは計り知れません。

こうした施設を選ばないためには、どうしたらいいのでしょうか?
一年前にも大騒ぎとなった神奈川施設等、これまでの突然の施設閉鎖事例から予兆を探ります。

一年間の料金前払いを推奨する施設は避ける

この施設は1年間の料金を前払いする仕組みで、2人分の75万円を振り込んだ保護者もいる、ということです。果たして、学童保育施設の年間費用の前払は適切なのでしょうか?民間学童や保育施設、英語教室等の施設閉鎖では必ずこの費用の前払が問題視されています。

今回の施設では負債額は数千万円規模になる可能性がある、と報道されております。多店舗展開をしているのではなく、1店舗で数千万の負債があるということは、2-3年以上前からずっと赤字が続いていることを意味します。借入限度額いっぱいまで借りて使い切り、手元現金がないので日々の家賃や給与の支払いに経営者としては困っていたはずです。だから、費用の1年間の前払をする仕組み、もしくは前払を推奨する運営をしているのです。

潰れない!と確証がもてる企業が母体でない限りは、1年間の費用前払を推奨する施設は避けた方がよさそうです。

保育園やプリスクール併設施設は、人手不足ではないかを必ずチェック

民間学童保育施設では、保育士等の配置は必須ではありませんが、今回の施設のように、保育園やプリスクール施設の併設型では、施設全体としては、子どもの人数に応じた保育士の配置が必須です。しかし、ご存じのように保育士不足は施設が増えることに比例して慢性化しております。先日も福岡の施設で、この保育士不足を理由に、突然の閉鎖になりました。
プリスクールの場合は認可外保育園として認可・運営されおり、保育者の3分の1以上が保育士又は看護師資格が必要という基準があります。

学童保育(アフタースクール)部門としては問題なくても、施設全体の経営は他部門の業績や評判にも影響を受けます。保育園やプリスクール併設型施設の学童・アフタースクールの場合は、小学校未就学児の施設評判も確認をしてください。

送迎車の運行など、無理な運営はしていないか?

経営的な問題の他に、突然の閉鎖理由が大きな事故です。事故が起きる原因の多くは人手不足に起因していますが、それ以外で大きな事故が起きる理由は、大規模施設を中心とした無理な運営です。

今年だけでも、北海道や九州地方では、学童保育の送迎車と子どもとの接触事故が発生してしまいました。子どもを預かる施設が、子どもに危害を与える立場となってしまっては、地域での保護者からの信頼は一瞬で失うこととなります。

送迎車による事故は必ず予兆があります。
送迎車のドライバーは、安全運転を心が得なくてはいけないはずなのに、なぜ子どもに怪我をさせてしまうような速度で小学校近隣や住宅地内を走ってしまうのか?それは、施設方針が、送迎車が急いで車を走らせなくてはいけないスケジュールを組んでいるからに他ありません。

最近では、民間学童保育施設の急増により、小学校に乗り付ける車が多いため、学校に近隣からクレームが相次ぎ、学校のそばには乗り付けができない事案が多発しております。
送迎車が学校から離れた場所に留め、スタッフ1名が子どもを走って小学校まで迎えに。しかし、子どもはのんびりと歩いてきます。結果として、どんどんスケジュールが遅れる。民間学童保育施設の送迎車が住宅地で危ない運転をしている、という報告が後を絶ちません。

皆さんが検討されている民間学童保育施設やアフタースクールの送迎車の地域での評判は必ず確認してください。

まとめ

突然の民間学童保育施設閉鎖に遭遇しないためには、少なくとも次の3つを必ず確認をお勧めします。

1.費用年間前払を推奨する施設は避ける
2.保育園・プリスクール併設型学童・アフタースクールは、小学校未未就学児の施設運営の評判・スタッフ不足ではないか?を確認する
3.学校や自宅までの車送迎がある施設では、送迎車の地域での評判を確認する(送迎車の運転が荒いという悪評があれば、避けた方がよいです)

皆さんが、子どもの安全・安心を最優先し、健全な経営・運営をされている施設を選ばれること切に願います。

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