東京に引っ越します!公立学童保育に入るにはどこに住んだらいいですか?逆に学童に入れない市区町村も知りたいです。

主人の仕事の関係で2年間地方に住んでいましたが、東京への引っ越しが決まりました!2年間は専業主婦でしたが、仕事復帰をするつもりです。これから引っ越し先を決めるので公立学童保育に入れるエリアも候補にしたいと思っています。逆に、学童の待機児童が多すぎる場所は避けたいのであわせて教えてください。

転職活動中も学童は利用できます
目次

待機児童数から公立学童保育に入りやすい市区町村を考察する

東京都の発表(厚生労働省調査に基づく)では、令和2年7月1日時点で、東京都では3,262名の待機児童数がでています。

まずは東京都の全ての市区の公立学童(学童クラブ)の利用登録人数と学童待機児童数をご覧いただきます。

東京都23区 公立学童 利用登録人数と待機児童数

東京都23区での公立学童(学童クラブ)の利用登録人数は72,331人。待機児童数は2,082人です。
学童待機児童数ゼロの区は、千代田区・品川区・世田谷区・渋谷区・豊島区・荒川区・板橋区・江戸川区の8つです。

区名クラブ数登録児童数待機児童数
千代田区231,1240
中央区13585277
港区362,99646
新宿区302,00235
文京区452,10233
台東区241,32042
墨田区522,362205
江東区634,210309
品川区372,9570
目黒区361,90125
大田区864,894121
世田谷区637,4610
渋谷区183,2080
中野区401,97597
杉並区484,781165
豊島区222,2120
北区772,81727
荒川区271,6230
板橋区516,6420
練馬区1035,689285
足立区1044,741300
葛飾区894,694115
江戸川区2350
区計1,08972,3312,082
(単位:か所、人)

東京都市町村 公設学童 利用登録人数と待機児童数

東京都市町村での公立学童(学童クラブ)の利用登録人数は42,939人。待機児童数は1,180人です。
学童待機児童数ゼロの市(町村は多いので省きます)は、武蔵野市・三鷹市・日野市・国分寺市・国立市・福生市・武蔵村山市の7つです。

市町村名クラブ数登録児童数待機児童数
八王子市1366,160123
立川市371,843202
武蔵野市151,3490
三鷹市311,9070
青梅市391,44468
府中市462,19819
昭島市221,21320
調布市412,248155
町田市563,58516
小金井市201,1838
小平市341,9229
日野市432,0250
東村山市291,5954
国分寺市271,3870
国立市228040
福生市126370
狛江市1575596
東大和市1379220
清瀬市1974283
東久留米市191,21227
武蔵村山市137580
多摩市291,70735
稲城市15751110
羽村市1262114
あきる野市161,004124
西東京市362,16630
瑞穂町63401
日の出町527616
檜原村000
奥多摩町2730
大島町2380
利島村1200
新島村000
神津島村1310
三宅村1640
御蔵島村000
八丈町3890
青ヶ島村000
小笠原村000
市町村計81842,9391,180
(単位:か所、人)

公立学童保育に入りやすい・入りにくい市区町村は?

学童保育の入りやすさ市区町村は、学童待機人数ゼロの市区町村です。
23区の場合、 千代田区・品川区・世田谷区・渋谷区・豊島区・荒川区・板橋区・江戸川区の8つですが、板橋区・渋谷区・品川区は小学4年生~6年生までの学童登録人数(小4-6年生登録人数データ)も多く、子育てしやすい環境づくりに力を入れているとも言えるでしょう。
東京都市町村では、学童待機児童数ゼロで、かつ4-6年生の受け入れを積極的に行っているところはあませんでした。

逆に、最も公立学童保育に入りにくい区は中央区です。学童登録人数585人に対して、学童待機人数は約半数277人です。
東京都で最も学童待機児童数が多い江東区では、待機309人に対して、学童登録人数は4,210人です。中央区の公立学童保育の入りにくさがおわかりいただけるかと思います。

東京都の市町村では、23区と異なり特に入りにくいという市町村はありません。

まとめ

東京への引っ越し先を、公立学童保育の入りやすさ基準で選ぶのであれば、板橋区・渋谷区・品川区です。
2020年7月調査時点で、絶対おすすめしないのが中央区となります。

ただ、東京都中央区は、公立学童保育の利用者数が他市区町村よりも少なく、かつ法人・事業社数は港区に次ぐ2位なので法人住民税等の税収も恵まれています。学童待機を解消はしようと思えばすぐにでもできる区なので、今後の動向に注目したいと思います。




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